第8回:志望理由書を“読まれる文章”に変える3つのコツ
総合型の基本
志望理由書は、総合型選抜の合否を大きく左右する大切な書類です。
しかし、「何を書けばいいのかわからない」「ありきたりな内容になってしまう」と悩む人は多いもの。
今日は、志望理由書を“ただ読むだけ”の文章から、“審査官の心に届く文章”に変える3つのコツを紹介します。
1. 具体的なエピソードを書く
「私は人と協力するのが得意です」だけでは、誰でも書ける内容になってしまいます。
そこに、実際の経験をセットにすることで、文章に厚みが出ます。
👉 例:「部活の大会でチームの意見が割れたとき、○○の提案をしてまとめた経験がある」
具体性があるほど、あなたらしさが伝わります。
2. 主語を「私」にする
ありがちなのが、「この大学では~を学べる」「社会に役立てたい」と、大学や社会を主語にしてしまうパターン。
大切なのは「あなたがどう感じ、どう行動したいか」です。
👉 「私は、この大学で○○を学び、△△の活動に生かしたい」
主語を「私」にすると、文章が主体的になり、説得力が増します。
3. 一文を短く、読みやすく
良い内容でも、一文が長くて読みづらいと伝わりません。
「、」が3つ以上続くようなら、2文に分けるのがおすすめです。
👉 読みやすい文章は、それだけで「理解されやすい=評価されやすい」文章になります。
まとめ
志望理由書を“読まれる文章”に変えるコツは、
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具体的なエピソードを書く
-
主語を「私」にする
-
一文を短く、読みやすく
この3つです。
特別な才能や派手な実績がなくても、「伝え方」を工夫するだけで、志望理由書の印象は大きく変わります。
PYT accompanyでは、受験生が自分らしい言葉で「伝わる志望理由書」を書けるよう、個別にサポートしています。
「書いたけどこれでいいのかな…」という人も、一緒に磨き上げていきましょう。